勉強法

【高校受験】数学の時期別勉強法を難関校現役高校生が徹底解説

こんにちは、放課後日記です。

高校受験を控えた受験生にとっては初めての経験で不安なことが多いと思います。

どの時期にどんな勉強をしたらいいのか勉強法が全く分からないそんな人もいると思います。その中でも特に数学はほかの教科とは違って対策が難しい教科の一つです。

自分も実際にそうでしたが数学だけ点数が伸びないそんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。

そんな人に向けて高校受験での「数学」時期ごとのの悩み別勉強法を紹介します!

高校受験の数学の悩み別勉強法を紹介

数学が苦手で全然分からないどうしたらいいの?

中学校の数学は中1や中2で習った単元が基礎になり一つでもあいまいな単元があると、どんどん【分からない】が増えていってしまいます。

しかし、その【分からない】を一つずつ潰していくことで【分かる】につながっていきます。

そのため、あいまいな単元や分からないを自分で理解して考え直していくことが数学を克服するための大きな一歩になります。

自分の苦手はどこ?

まずは自分の苦手な単元やどこでつまずいてしまっているのか自分の中で明確にしましょう。

そうすることで数学の勉強効率が一気に上がります。

まずは今までやってきた学校の問題集やテストを見直してみましょう。

自分の苦手を見つけるためには今までどんな問題で間違えてきたのか見つける必要があります。

自分の苦手を見つける一番の方法はやはり自分の今までやってきた問題集やテストを見つめ直すことです。

まったくわからなかったのか、計算ミスなのか、間違えた原因はなんなのか一つ一つ紙に書き出してみましょう。

そうすることで自分の苦手が分かってきます。

苦手な単元の勉強方法

まずは基礎を見つめ直しましょう。

一つ一つの問題を完全に理解するまで向き合いましょう。

一つ理解出来たら次の問題に行く。その繰り返しです。

わからなかったら解説を見ながら解いても構いません。理解することが大事です。

いつも数学だけ点数が伸びない何が原因?

以下のような悩みを抱えている受験生は多いのではないでしょうか。

  • ちゃんと勉強はしているのに成績が伸びなくて悩んでいる人
  • 落ち着いてやったら解けるはずなのにテストになると急にできなくなってしまう人
  • ケアレスミスで思うような点数が取れない人

悩みは人それぞれだと思います。

私もその一人でした。テストを受けてもケアレスミスが多く数学だけずっと点数が伸び悩んでいました。

今でもケアレスミスが完全になくなったわけではありませんが中学生の時に比べて格段にミスが減ってきています。

ミスと向き合う力が必要

計算ミスはケアレスミスだと思っていませんか?

「ケアレスミスだからしょうがない」

「次ミスしないようにすればいいや…」

それだけで済ませていませんか?

ケアレスミスは少し意識を変えるだけで直るものではありません

ちゃんと向き合わなければいけません。

自分のミスのパターンを紙に書き出してみましょう。

そうして自分のミスのパターンを自分の頭に叩き込みましょう。

そして対策を考えましょう。

例えば…移項するときに符号を変えるのを忘れてしまう。だったら毎回符号に〇をつける、などなど…毎回意識できるように工夫しましょう。

そうした一つ一つの意識の積み重ねでケアレスミスを極限まで減らしましょう!

難しい問題はみんな一緒

難しい問題を見て焦っちゃったり、難しい問題に無駄な時間を使っちゃったり…

難しい問題を考えることはとても大切です。

ですが、分からなかったら一回忘れて違う問題に取り組むというのも一つの手段です。

自分が分からない問題は周りのほとんどのみんな分からない!だから気にする必要ないそのくらいの気持ちで挑むようにしましょう。

正答率が5%の問題でも80%の問題でも同じ点数です。

分からない問題に時間をかけるくらいだったらその時間を見直しに費やして少しでもケアレスミスをなくす時間にしたほうがいいと思いませんか?

一度考えて、まったくわからないような問題でも一度その問題から離れてみることで新たなアイデアが浮かんでくるかもしれません。

高校受験数学の時期別勉強法

中学3年生に向けて時期別の勉強方法や私の実際の経験に基づいたアドバイスを紹介します。

まずは学校の定期テスト勉強を頑張りましょう。中3の数学は中1や中2の内容に比べて難しくなかなか一筋縄ではいきません。

それに入試での出題が多いのも中3の内容です。

中3の内容は完璧にするくらいの気持ちで取り組みましょう。

まったく焦る必要はないのでゆっくり丁寧に進めていきましょう。時間に余裕があれば応用問題に取り組んだり中1中2の復習の時間を取ってみてください。

実際に私も、春は難しい問題を取り組んでいたわけではなかったです。定期テストの前になったら学校のワークを進めたり特別な勉強はしていなかったです。

夏休み

夏休みの勉強は志望校によって自分で判断しましょう。

自分の志望校に偏差値が足りていない人は他の教科とうまくバランスを保ちながらできる限り勉強時間を長くできるようにしましょう。

長時間の勉強に慣れることも大切です。

自分の勉強法が分からない人でもまずは時間をかけて勉強してみましょう。

時間をかけることで自然と勉強法が身についていきます。

自分自身は数学が一番の苦手教科でしたが夏休みに自分の苦手を一から見直したことで夏休み前と夏休み後では見違えるほど数学に対する苦手意識がなくなっていきました。

さらに余裕がある人は学校の数学を先取りしてやってるのもいいと思います。

夏休み明け~冬にかけて

いよいよ受験勉強が本格化してくる時期です。

勉強しても成績が上がらない、どうしたらいいのかわからない、そんな人もいると思います。

しかしまだ焦る必要はありません。

ここから着実に自分と向き合っていくことで確実に数学の力はついていきます。

模試などで自分の成績が帰ってきて点数と偏差値が出ると思います。

偏差値で一喜一憂するのも悪いことではありません。

しかし大事なのは偏差値ではなくどこをどう間違えたかです。

模試によっては問題ごとの正答率が書いてあることがあります。

問題ごとの正答率は解き直しをする上でとても大事な数値です。

正答率が高いのに間違えてしまった問題は周りとの差がつくポイントです。

逆に言えば正答率が低い問題は差がつかないということです。

いかにして正答率の高い問題を正確に点数につなげていくかじっくり考えて対策する、その繰り返しです。

冬から受験直前まで

冬から受験直前にかけては本番と同じ形式に慣れていくことが大切です。この時期くらいから入試の過去問を使い始めていくのがいいでしょう。

問題形式や問題の量など都道府県や受ける高校によって全く異なります。しかし同じ高校ならば毎年問題形式は大きく変更される場合は少ないでしょう。

そのためいかに問題形式に慣れていくことができるかが大きな勝負の分かれ目になっていきます。

今まで受けてきた模試や過去問演習を通して実践的な時間配分や得点を取るパターンを自分で作っていきましょう。

時間配分を考え行くうえで大事なことは自分のできる問題を確実に取りきることです。そのなかで大きな記述の問題に時間をかけるのかその時間を見直しに使ったほうがいいのか、人によって様々です。

なのでこの期間は過去問演習を通して得点パターンを作っていく時期です。

受験直前から受験日にかけて

受験直前の過ごし方は人それぞれで正解はありません。

受験直前に切羽詰まって勉強をしたところであまり直接的な効果はありません。

あとは今までやってきたことに自信を持ちましょう。

ここからは自分が受験前日に実際にやっていたことを紹介します。

私は数学でケアレスミスが多く一番点数が安定しなかった教科でした。

各教科ごとに自分の意識すべき点や時間配分、緊張しないためにできることなどをすべて紙に書いて受験の直前に確認できるようにしていました。

本番の休み時間では問題集を見返すのではなくてその紙を眺めていました。

高校受験の数学勉強法まとめ

高校受験は人生の中でも大変な時期です。

学校の定期テストでいくらいい点数を取ったとしても高校受験本番でいい点数を取ることができなくては意味がありません。

この記事では時期別の勉強法を紹介しましたが、どの時期においても重要なことは自分の苦手から逃げないということです。

自分の苦手を見つけて苦手をひとつずつ潰していくことが数学の基本でなのです。

ケアレスミスをなくしていくことが最も数学の成績を上げていく最短ルートです。

高校受験で身に着けた勉強法は高校の数学の基本にもなります。だからこそ基礎を身に着けて数学を得意科目にしていきましょう。